高圧電力のケーブル接続は専門性の高い唯一無二の仕事。そこに強い魅力を感じます。この4年間は、北海道の宗谷地方で風力発電システムのケーブル接続プロジェクトに携わりました。手作業で完成させる達成感は格別で、送電開始の瞬間はインフラ設備として今後稼働していくことを思うと、大きなやりがいを感じました。
現場作業は危険を伴うため、仕事中は安全であるために少し厳しい空気も漂いますが、仕事が終わればみんな気さくに話をしたり、和やかな雰囲気です。地方への長期出張が多いので、その土地ならではの美味しいご飯屋さんの話でよく盛り上がります。実際にみんなで食べに行く機会も多いです。
まずは現在従事しているジョイント作業を一人前にこなせるようになること。将来的にはケーブル敷設作業や耐圧試験などの仕事にも挑戦したいです。私は未経験で不器用な方でしたが、周囲のサポートのおかげで少しずつ成長を実感。それがさらなる挑戦への勇気になっています。
主に風力やソーラーといった再生可能エネルギーシステム、各種発電所などで発電された電力を送る、6.6kVから77kVまでの高圧・特別高圧ケーブルの接続作業班長(通称:ジョインター)を務めております。ジョインターは全国に1,000人ほどしかいない、業界でもプロ中のプロといえる存在です。そこに自負と大きな責任を感じています。
同じ作業でも、すぐにできる人もいればできない人もおり、課題は本当に人それぞれだと感じます。そのため、必要な技術力や知識を教える過程では、ポイントごとにヒアリングを行い、相手のスキルを見極めながら能力向上を図ること、無理なく無駄なくその人のペースに合わせることを心がけています。
ミリ単位の細かい手作業も多いため、こだわりを持ってコツコツと取り組める方が向いているでしょう。また、この仕事は数万軒に送電するケーブルの大元を扱うため、スケールと責任が大きいのが特徴です。「自分がやってやる!」という意欲に燃えるタイプの方だと、成長が早いと思います。全国を旅して、一緒に日本のインフラを支えていきましょう!
各地の発電システムなどを訪れ、電力ケーブル接続製品に電圧をかけ、性能を確認する最終検査に携わっています。業界でも数少ない、製品の品質を担保する「最後の砦」の一人であることに大きなやりがいを感じます。様々な工事会社やお客さまと関わるため、自分にはない知識や視点を得られることや、逆に提案できることも魅力です。
現場はバラバラになることが多いのですが、人手が不足すればすぐに助け合う体制です。試験業務も基本は一人で実施しますが、試験の規模や依頼内容によっては、チームで取り組むこともあります。お互いを気遣う温かい雰囲気があるのは、きっと、それぞれが業界でも専門性の高い業務を担っていることを、リスペクトし合っているからだと思います。
試験班に異動して日が浅いのですが、経験を積むほど知識が深まるのを実感しています。改めて、電気の知識は奥深く、意欲次第でどこまでも上を目指せるのが魅力だと感じます。一つひとつの現場で成果を出すことで、お客さまからの信頼も増し、最近は新たな依頼も増えています。今後もさらに知識を吸収し、より質の高い試験を追求したいと考えています。